
(4/27)SYYGGで西本願寺・龍谷大学見学会があり参加した。JR京都駅に集合し、総勢20名でいつものようにワイガヤしながら西本願寺まで歩く。ガイドのお姉さんの丁寧な説明で いろいろ歴史を知ることができた。まず重要文化財の阿弥陀堂(阿弥陀如来像)に入りお参りする。そして親鸞聖人の御真影(木像)が安置されている御影堂もお参りする。
次に国宝に指定されている飛雲閣をガイドさんに案内して頂く。金閣、銀閣と並び京の三閣といわれ、三階建ての一方だけに階を重ね、互い違いになっている建物であり、 二階には、三十六人の歌人の肖像の絵が描かれているとのこと。一部外から見ることができた。飛雲閣の出入りは舟で行うのが正式で、1階に舟入の間があるとのこと。 建物の周りは池に囲まれ、敵から身を守っていたという。そして書院へと移動する。203帖の大広間の「対面所」があり、豪華な金地の襖絵や加納派・渡辺了慶による障壁画がある。
そして敵が攻めてきた時のための「武者隠しの間」があると説明があった。
「雀の間「雁の間「菊の間」と移動する。欄間の雁の透し彫りごしに隣の部屋の月が「かまぼこ」のように見えると説明されたのはユーモアがあった。「南能舞台」は遠近法を逆手に取った仕掛けな 格天井も金地ですべて図柄の違う扇が無数に描かれていて豪華だった。「白書院」は賓客を迎える正式の書院だそうで、畳をあげると能舞台になる仕組みがあるという説明には驚いた。
白書院の北側の北能舞台(国宝)は日本最古の屋外能舞台だそうだ。虎渓の庭を眺め、ここは写真撮影OKということで何枚かを撮る。「狭屋の間」の格天井には猫が一匹いるというので、皆で捜す。そしてここもパチリと撮る。
書院を後にし、次は国宝の唐門、桃山時代の伏見城の遺構だということやこの唐門の彫刻を丹念に眺めていると日の暮れるのを忘れると云われ、別名、「日暮門(ひぐらし)」とも云われていると説明があった。
次に、龍谷大学大宮学舎を見学。ここでも丁寧な案内で、本館は「木造石貼り」建築で明治12年に建てられ、中の天井には、「金襽織り」が貼られている。旧守衛所は赤レンガで窓も洋風である。
そして門扉はイギリス製で美しい(本物は東黌に展示されている)いずれも国の重要文化財に指定されている。昼食は安くておいしい学食を食べ、昼食後は大宮図書館の見学でした。
図書館も事務員さんの丁寧に説明を受けました。大谷探検隊によるシルクロードの遺品があり、解体新書、平家物語などの古書や稀書等の貴重な資料をたくさん所蔵している。そしてその中には国宝や重要文化財に指定されている資料もあるとのことです。
14時頃、見学会は全部終了し解散となった。お陰さまで有意義な一日を過ごすことができ、いつもお世話して下さる〇〇さんに感謝しお礼を述べ別れた。


